医療の資格といえば医師が最高峰である。
取得をするには6年制の医科大学や医学部を卒業した上で国家試験に合格しなければならない。
何より大学への入学が大変で、非常に取得しづらい資格と言える。
同様に6年制の大学を卒業しないと受験資格が得られないのが歯科医と薬剤師である。
医師に比べると大学入学の難易度は下がるが、それでも在学中の実習や国家試験合格のための努力は必要になる。
私立大学だと1千万以上の学費が必要とされている。
医療系の国家資格で実際に取得している人が多いものとして看護師がある。
看護師には看護師と准看護師があり、看護師は国家資格で所定の大学や短大、専門学校を卒業すると受験資格が得られる。
准看護師は看護師よりも業務内容が狭くなる資格で、こちらは都道府県知事が認可する資格だ。
養成する高校などの卒業などで受験資格が得られる。
大学に入らないと受験資格が得られない医療系の資格は誰でも取得できるわけではない。
専門学校なら入学だけなら誰でもできる。
整骨院を運営する柔道整復師や鍼灸院を運営する鍼師や灸師、その他理学療法士や作業療法士の資格は大学よりも専門学校を修了して取得する人が多い。
学費はかなりかかるが、柔道整復師なら独立開業も可能だ。
国家資格以外にも医療関係で仕事ができるのに役立つ資格がある。
通信講座などで人気のある医療事務関係の資格だ。
これがないと医療事務ができないわけではないが、あれば就職時に有利になる。
種類がいくつかあるので、人気があるものを選ぶと良いかもしれない。
このように医療現場で活躍するための資格には様々なものがあるので、働きたいと考えている人は調べてみると良いだろう。